くものしゅの日記

子育て中の ph. D.です。専門は確率統計.情報理論等

みんなで食事ができました:食事はオペレーションズリサーチ

うちの子は幼児と赤ちゃんの二人の女の子。二人はとっても仲良しで、一緒に遊んだり、喧嘩したりして毎日大騒ぎしてます。楽しいことは食べること。食事中も大騒ぎです。
にぎやかなのはいいのですが、子どもと一緒に食事するのって難しいですよね。私、幼児、赤ちゃんの3人で食事する場合、子どもが食べ終わるまで子どものお手伝いをしないといけません。ですので、私は一緒に食事できないのです。子ども達が「ごちそうさま」した後に、一人で食べています。そんなとき思うんです。
どうやったら3人同時に食べられるのかなぁ?
って。でも、先日、成功しました。3人同時に食べることに成功したのです。いやぁ、嬉しかった。っていうか、なんか、気持ちが良かったです。いつもは子どもを食べさせるのに精一杯で、食べさせ終わっても子どもが遊び始めて、大騒ぎで、ゆっくりと食事できなかったから。3人同時に楽しく食事できると気持ちが良いです。なんだか達成感があります。
ところで、どうやったら3人同時に食べれたか、といいますと、
食べる順番を工夫
したのです。大雑把に言うとこんな感じです。まず、子どものメニューを、子どもが自分で食べてくれるか、私の手助けが必要であるかの観点で2つに分けます。
  • 基本メニュー:大人の手助け必要
  • お楽しみメニュー:子どもが自分で食べれる
栄養重視で食べて欲しいものは基本メニューに入れておきます。自分で食べれない場合は私が手助けしてでも食べさせます。子どもの好物はお楽しみメニューに入れておきます。放っておいても食べてくれるものです。
食事の手順ですが、少し工夫が必要です。ポイントは、
食事の開始時間をずらす。食事の中頃に休息を入れる
ということ。具体的にはこんな感じです。
例1:子どもと同時に食事(成功例)
  1. 前半
    赤ちゃんは基本メニュー。幼児はお休み。私は赤ちゃんの手伝い。
  2. 中盤
    赤ちゃんはお休み。幼児は基本メニュー。私は幼児の手伝い。
  3. 後半
    赤ちゃんと幼児はお楽しみメニュー。私も食事。(3人同時に食事)
このようにすると3人同時に食事できますよね。では、もし、開始時期をずらさないとどうなるのか?以前の私は次のようでした。
例2:(子どもが食べ終わった後に、一人で食事。失敗例)
  1. 前半
    赤ちゃんは基本メニュー。幼児はお楽しみメニュー。私は赤ちゃんの手伝い。
  2. 中盤
    赤ちゃんはお楽しみメニュー。幼児は基本メニュー。私は幼児の手伝い。
  3. 後半
    赤ちゃんと幼児は食事終了で大騒ぎ。私はゆっくり食事できない。(1人で食事)
どうでしょうか?
以前の私は例2のように、子ども達に早く食べさせようと頑張った結果、逆に、ゆっくりと食事ができませんでした。しかし、例1のように食事の前半、中盤に子供たちに食べるのをお休みさせれば、3人同時に食事ができたのです。
ポイントは
食事の開始時間をずらしたり、中盤に休息時間を入れることにより、最後に3人同時に食べられるように調整する、
ということです。
 
ところで、応用数学の一種に「オペレーションズリサーチ」と呼ばれるジャンルがあります。最適な「やり方を考える」数学のジャンルと思ってください。私は楽しく食事をする為に最適な作戦(オペレーション)を考え検証(リサーチ)してみました。私の食事の際の工夫も、「オペレーションズリサーチ」の一種と言えるでしょう。他にも、子育ての際に、「やり方を考える」ことにより楽になったり、楽しくなったりすることがあるかもしれません。もし、何か見つけましたら、また記事を書こうと思います。
 
最後まで読んでくれてありがとうございます。