くものしゅの日記

子育て中の ph. D.(応用数学)が書いてます

赤ちゃんの発育曲線って? その2:発育曲線の真ん中辺りが良い、というわけではない。

我が家の赤ちゃんは、発育曲線の真ん中辺りですくすく成長しています。
発育曲線の中にいるとなんだか安心しますよね。
しかし、中にいれば良いという訳ではないそうです。
 
”重要なのは成長曲線の形”
曲線のカーブに沿って発育していることが重要だそうです。
 
 
厚労省のホームページにある
 
 
に発育曲線をどのように活用するのか、実際の例が書いてあります。
発育曲線の活用例、色々とあるのですが、特に気になったのは、
 
 小柄な子どもが急に伸び出したら、喜んではいられない
 
という話。こんなことが書いてありました。
 
 
 E君は、在胎週数34週3日、出生体重1400g、出生身長39.7cmと胎内発育不全 (SGA)で生まれましたが、ミルクの飲みも離乳食の食べ具合も良好で、3歳までに正常身長までキャッチアップしました。その後はほぼ成長曲線に沿って発育していま したが、9歳頃よりまた急に伸びだして、10歳過ぎには平均身長にまでなり(図9- 7)、親御さんは喜んでいました。しかし10歳2か月に陰毛に気づき、来院されました。
 来院時138.2cm(+0.23SD)、体重27.5kgで、精巣容量は15ml、陰茎 Tanner 3度、陰毛Tanner 2度でした。骨年齢は13歳と進行していました。血液検査で性腺刺激ホルモンが思春期半ばの値で、男性ホルモンはすでに成人レベルでした。 診断は「中枢性思春期早発症」。
 乳幼児身体発育評価マニュアル:平成23年度 厚生労働科学研究費補助金 (成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)より抜粋。
 
 

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上の図。発育曲線の真ん中に近づいているので、なんとなく、平均に近づいて安心な気がします。
しかし、中枢性思春期早発症という問題がある例なんです。
平均に近づけば良い、という訳でもないんですね。
知りませんでした。
重要なのは
発育曲線の中にいることではなく、曲線のカーブに沿って発育していること。
発育曲線の真ん中辺りが良い、というわけでもないんですね。
  
 
ところで、発育曲線は2種類あるって知ってますか?
次回は、そのことについて書いてみます。
 
以前の記事:「赤ちゃんの発育曲線って? その1」はこちら↓