くものしゅの日記

子育て中の ph. D.です。専門は確率統計.情報理論等

カーリングをルールを覚えずに観戦する方法:その4

前回の問題:
カーリングの石は、手前→中央→後ろ、と移動する。
丸い円のど真ん中が急所。
今、急所の後ろに自分の石がある。
      急所  石
次に、敵が石を投げ、石が二つ並んだ。
      急所 石石
急所に近いのは敵の石か味方の石のどちら?


答え:急所に近いのは敵の石です。
解説:味方の石を「味」、敵の石を「敵」とします。
はじめに
      急所  味
となっています。
次に、敵の石が急所を通過して止まるので

      急所 敵味

となります。

 


ところで、急所の手前に味方の石があったとします。

    味 急所

次に、敵が石を投げ、普通に石が二つ並んだとすると、

   敵味 急所

となり、急所に近いのは味方の石になります。

急所の手前に石を置くと、敵の石から急所を守ることができるのです。

 

このように、急所より前か後かは非常に大切です。
そのため、急所のところにティーラインという名前の線が引いてあります。

試合を観戦してるとき、
応援している側の石が急所の後ろになったら、

「あちゃ~。ティーラインより後ろか・・・」

とつぶやいてみましょう。
ルールが分かっている人っぽく見えます。

 

他にも分かってる人っぽくつぶやく方法があります。
それは次回に書きます。

つづく